否定的な感情の原因

2017/01/19

否定的になりがちな時

原因の多くは出来事から生じているのではなく、人間の認知・思考から生じています。

例えば、試験で60点をとった。

「なんて悪い点数だ。もう自分は落第生だ」と落ち込む人もいれば、

「前回の50点より上がってる。ラッキー!」と喜ぶ人もいます。

 

つまり、同じ60点でも、認知・思考によってその後に生じる感情は大きく違います。

 

・マイナス思考(自分の良いところ、ことを無視して悪い出来事にすり替える)

・拡大解釈・過小評価(自分の短所、失敗をクローズアップして長所、成功を過小評価する)

・感情的きめつけ(客観的事実より否定的感情を強く決めつける)

 

そこでカウンセリングでは、「どうしてそう思い、考えたのか」を問いかけて、その考え方が「現実的なものか?本当にクライエントにとって正しい物事の捉え方なのか?」

を共に、検討していきます。

心の細やかなひだの部分にくっついているそれらを剥がしていくのです。

ゴールを目指してセッションスタート、になるのです。

 

良い1日だった、と思える日でありますように。