我が子が「自分なんて死んだほうがいいんだ、居なくなればいいんだ」と言ったら。
「A君はちゃんと出来るのに、どうしてあなたは出来ないの?!」 「あなたの将来の為に言っているのよ!」 「このままじゃ良い学校に入れないわよ!」 こんな言葉、これらに似た言葉、子どもに言っていませんか? 義務教育の子どもの社会は、(家庭・学校)です。 大人とは世界感が全く違います。学校で嫌な事があった、誰かに否定的な事を言われた、された。 さて、その時、「安らげる場所」「自分をこれでいいんだ」と認識できる場所は家庭、という事になりますね。 そこでお母さんに上の様な言葉を投げかけられたら子どもはどうなるでしょう。 どこにも心の居場所が無くなります。それが続くと、落ち着けなくなり自分なんて居なくなりたい、と思う様になります。 子どもは、お父さん・お母さんが大好きです。それなのに居なくなりたいと思うほどひどい事を言われたら、大人だったら殺意が湧きます。 子どもは「大好きなお父さん・お母さんなんていなくなれ」と思います。そして、そう思う自分を責めます。 だから「自分なんて居なくなりたい」と思い始めるのです。 死にたい、死んでしまいたい、と子どもが言ったらそれは感心を向けたいのではなく、大人が気づくべき大きなサインです。 居なくなりたい→死にたい 子どもの表現は大人と全く違います。そのサインを素早くキャッチする事が必要です。 そしてこう言ってください。 【お父さんとお母さんは何があってもあなたの味方だよ】 「死ぬなと言うよりも好きだ、と言ってほしい」 これが子どもの本音です。 問題行動を起こして学校から呼び出されても帰宅したら、びくびくしている我が子に 【お父さんとお母さんは何があってもあなたの味方だよ。お母さんの子どもとして生まれてきてくれてありがとう】そう言って抱きしめてあげてください。 周りより勉強が遅れていても、宿題をしなくても、子どもの何が大切か。今一度考えてください。 子どもを肯定する。 肯定してあげる事から始めてみてください。
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