子育てに重要な親の態度①

2017/04/25

子育てに重要な親の態度を全て考えると、莫大な量になり頭がこんがらがるので、普段、出来ているようで、実は出来ていないことを特に重要な親の態度として簡単に6原則として並べてみます。

 

・子どもの個性を伸ばせるように関わる

・子どもの話をよく聞く

・子どもと共有する時間を有意義に使う

・適切な助言をする

・一貫した態度をとる

・脅さない

 

この原理については毎回ひとつずつ詳しく述べていきます。

 

【・子どもの個性を伸ばせるように関わる】

※学業・成績での比較

「〇〇ちゃんは出来るのに、なんであなたはこんなに勉強ができないの?」

 

※運動能力の比較

「お兄ちゃんは走るの速くて自慢だわ。それに比べて、何であなたは運動おんちなの?きょうだいなのにねえ。」

 

 

※性差での比較

「女の子は女の子らしくお茶を習うとかいいわね。男の子はサッカー、野球などを頑張るといいわね。」

 

 

こんな会話は日常でよくある事です。親なら、子どもに期待して発しがちな言葉ですよね。

親は、自分が親になると、子どもの時に自分が親からされて嫌だったことを忘れてしまい、親と同じように子どもを育ててしまうことが多々あります。

そんな連鎖を断ち切り、子どもの劣等感を断ち切り、比較するのではなく子ども個人を評価し、個性を認めていけるような態度を一貫させる事が重要です。

子どもの個性を伸ばせるように関わるには、「子どもを比較しない」というスタンスを徹底していく事が大切なのです。